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気・血・水(き・けつ・すい)

気・血・水は、漢方医学で身体の状態を捉えるために使われる概念です。

現代医学のエネルギー量、血液検査、循環血液量、リンパ液量などと一対一で対応する測定値ではありません。

日本東洋医学会は、漢方医学の基本概念として「気」「血」「水」と、それぞれの異常を説明しています。

気​

漢方医学では「気」は身体機能を支える概念として扱われます。「気虚」「気滞」「気逆」などの用語がありますが、疲労、不安、動悸などの症状だけから自己診断するものではありません。

血​

漢方医学の「血(けつ)」は身体の物質的側面を支える概念の一つです。現代医学の血液と重なる表現があっても、血液そのものや血液検査の値と同義ではありません。

水​

漢方医学では「水」も身体の物質的側面を捉える概念として用いられます。日本東洋医学会は水の分布の異常などを「水滞」として説明していますが、これを現代医学の浮腫、脱水、腎疾患などの診断と同一視することはできません。

一つの症状だけでは決めない​

漢方医学では、問診、望診、聞診、切診など複数の情報を組み合わせて状態を評価します。「むくみがあるから水滞」「疲れているから気虚」「肩こりがあるから瘀血」のように、一つの症状だけから漢方医学上の状態や処方を決めることを、このサイトでは勧めません。

症状には現代医学上のさまざまな原因があり得ます。強い症状、新しい症状、長く続く症状がある場合は医療機関へ相談してください。

(確認日: 2026-10-03)